「Happy 20th Anniversary!」黒木あすか
宮崎県の五ヶ瀬には氷霧が下りる肌寒い今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
そろそろ年の瀬、催し物も多くなり、年明けには成人式などもありますが、皆様は成人式の思い出はありますか?
私は、着付けも習っていなかった時分、帯のキツさ、慣れない下駄で足にマメができた、そんなほろ苦い思い出があります。
実は、私たち大宮高校生にも馴染みのある文化公園界隈には、もうすぐハタチを迎える、芸術の殿堂があります。宮崎県立芸術劇場・・・旧宮大農学部跡地に置県100周年事業の一部として建てられた通称“けんげき”です。
建造物は、年月が経てば老朽化もしてくるのでしょうが、どうやら“けんげき”は一風違うようですよ。とりわけアイザック・スターン・ホールにある、時には地響きかと思うほどの轟音から、小鳥の可愛らしいさえずりまでいとも容易く表現してしまうパイプオルガンは年月を経て、一層深みのある音を奏でてくれています。
そして、文化公園でも年長さんの図書館、そして年下の美術館との間のフリースペースは、夕暮れ時には、宮崎の自然の美しさに、芸術広場界隈の美しさに感謝せずにはいられないほどの様を見せてくれます。
たくさんの素晴らしい名演奏、名演劇にそっと寄り添っていた“けんげき”ですが、世界でも屈指の素晴らしさ故に、今ではその名を轟かせるアイザック・スターン・ホールは挙式会場として、新しい夫婦の旅立ちを優しい音色とともに見守っているんですよ!
そして、“けんげき”もその、いい夫婦の日、11月22日でハタチを迎えるそうです。
11月23日には、バースデーイベントとして、お子さまから大人まで、たくさんの方々に囲まれて、1日がかりで20歳の記念の日をお祝いするそうです。
私たち大宮高校生にも馴染み深い“けんげき”の記念日をみんなでお祝いしましょうね!
Congratulations on 20th Anniversary!
黒木 あすか
宮崎市出身 4歳よりヤマハ音楽教室でピアノを始め、大宮高校時代に本格的に声楽家を志す。
東京藝術大学声楽科卒業後、ロータリー財団奨学生として王立ウェールズ音楽院大学院を奨学金を得て卒業。
イギリス・カーディフのミレニアムスタジアムで開催された日本対ウェールズのラグビーマッチにて5万人の聴衆の前で君が代を独唱する。
シュトゥッツガルト・フェスティバル・アンサンブルにオーディション合格を経て、欧州ツアーに参加。欧州では合唱団やオペラ団体にソリストとして多数の音楽プロジェクトに参加、アイルランド政府奨学生となる。
現在は、地元宮崎を中心にラジオ・パーソナリティやテレビ・レポーターとして音楽の楽しさや宮崎の素晴らしさを発信することを目標とし、作曲も手がける。
黒木あすかホームページ:http://www.asukasoprano.com
黒木あすかブログ:http://ameblo.jp/voiceoflife/