ご挨拶
宮崎大宮高等学校弦月同窓会会員の皆様には、ますますご健勝でご活躍のこととお喜び申し上げます。
この度、宮崎大宮高等学校の第16代校長として着任いたしました黒木でございます。創立122年の歴史と伝統に加え、普通科の通学区域撤廃で、これまでも増して県民の期待と注目を受ける、この宮崎大宮高等学校に勤めさせていただく幸せと責任の重さを痛感しております。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本年度も、普通科9学級364名、文科情報科2学級84名、総計448名の新入生を迎え、全校31学級1264名の生徒諸君が、伝統の「自主自律」「質実剛健」のモットーのもと、学業や部活動、生徒会活動等の諸活動に日々勤しんでいます。
昨年度は、学業・進学面だけでなく、部活動においても、カヌー部はじめ多くの部活動が県内外の各種大会ですばらしい成績を収めました。また、文化部も、全国高等学校総合文化祭に13部門が出場するなど、文武両面で活躍しています。
本年度も、各部とも昨年度以上の成績を上げようと熱心に練習に励んでおり、すばらしい成果が期待されます。なかでも、野球部は、MRT招待高校野球大会に本県代表として選ばれ、甲子園めざして大変張り切って練習に励んでおります。
また、文化部や生徒会も、8月に、「とき放て創造の力 熱き太陽の光と共に」の大会テーマの下、国内外から約2万人の高校生が本県に集う「第34回全国高等学校総合文化祭」に向けた準備、練習に余念なく取り組んでいます。
私ども大宮高校職員一同、「『真理を探り、美にあこがれ、体を鍛え、善を行う』活動を通して、自分に自信と誇りをもち、ふるさとを愛するとともに、柔軟な国際感覚と国家及び社会に貢献する気概と力を備えた、知・徳・体の調和のとれたたくましい人材の育成をめざす」を教育方針とし、こころを一つにして、生徒が満足し、保護者や県民に信頼される学校づくりに努めて参りますので、同窓会会員の皆様には、母校の教育活動へのいっそうのご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成22年4月1日
宮崎県立宮崎大宮高等学校
校長 黒木 正彦