皆様、如何お過ごしでしょうか。
第18回の弦月コラムを更新しました。
第18回は、森本 雍子さんが執筆いたしました。
コラムの閲覧は第18回「30年続く音楽番組」森本 雍子からどうぞ。
それでは、弦月コラムをどうぞ宜しくお願いいたします。
【弦月同窓会HP委員会】
お問い合わせはこちらからどうぞ。
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同窓生の28回卒 早下隆士さんが現上智大学長の任期満了に伴う次期学長選挙が行われ、早下隆士理工学部長(理工学部物質生命理工学科 教授)が次期学長に選出され、
上智大学第15代学長として2014年4月1日から2017年3月31日の3年間の任期が決定されました。
その決定を受けHP委員会では、早下さんにインタビューを行いました。
【 同窓生に向けてのメッセージ】
職業がら大学の就職力を高める目的で、最近の企業側の動向を分析してみると、面白いことが分かります。
文系、理系ともに、企業が学生に最も期待する能力として、専門の学力よりもコミュニケーション力を一番にあげている点です。
いったいコミュニケーション力とはどのようなものでしょうか?
「自分の意見をしっかりと相手に伝え、相手の話すことをきちんと理解する」それだけでしょうか?
実はコミュニケーション力という言葉には、もっと深い意味が込められています。周りの人と、そして社会と共感する能力、人の弱みや痛みを理解する能力、困っている人や助けを求めている人に手を差し伸べることのできる能力、すなわち人や社会との関わりを大切にする共感できる能力と言えます。
どんなに優秀でも、コミュニケーション力のない人に、人は集まりません。高校も大学も、勉強だけでなくコミュニケーション力を高める場であることが肝要です。
高校時代はバレーボール部の主将をしていましたが、当時、若手筆頭であった倉本先生の厳しい指導の下、仲間と頑張り支えあって勝ち取った宮崎県ベスト8の経験が、私の人間形成の原点になっています。どうか宮崎大宮高校の卒業生たちが、多くの人との出会いを大切にし、様々な活動を通して、高いコミュニケーション力を身につけ、日本の、そして世界のリーダーとなって活躍されることを、心より祈念しています。
【 その他、在校生に向けてのメッセージなど】
上記は、在校生へのメッセージでもあります。若いときに色々な人と出会い、様々なことに失敗を恐れずにチャレンジすることが、将来の人間形成にとても大切なことと思います。
多くの失敗の上に、成功はあります。自分を信じて行動すれば、必ず夢は実現できるでしょう。皆さんの輝かしい未来に、心からエールを送ります。
【略歴】
氏名:早下隆士(はやした・たかし)
1958年3月6日生まれ、宮崎県出身(満56歳)
専門は分析化学。
1980年九州大学工学部卒業。82 年同大学院工学研究科修士課程修了。85年同研究科博士課程修了。工学博士(九州大学)。神奈川大学工学部助手、米国テキサス工科大学博士研究員、佐賀大学理工学部助教授、東北大学大学院理学研究科助教授を経て、2005 年より本学理工学部教授。2009 年理工学研究科化学専攻主任、2010 年より理工学部長、理工学研究科委員長。
また、上智大学女性研究者支援事業プロジェクト推進代表(2012 年まで)、上智学院男女共同推進参画室室長補佐を務める。
このほかに、社会的な活動として、経済産業省日本工業標準調査会標準部会委員、日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員、国際事業委員会書面審査委員、科学技術振興機構科学技術人材育成費補助金・女性
研究者研究活動支援事業審査委員などを歴任。日本分析化学会、アメリカ化学会、ホスト-ゲスト・超分子化学研究会、日本イオン交換学会、シクロデキストリン学会などに所属。