平成30年9月29日(土)に、PTA主催で「平成30年度 大宮ハローワーク」が開催されました。
大宮ハローワークとは、様々な職業で活躍されている方々が、その仕事の内容や職業観・勤労観などを講座制により現役大宮高校1・2年生へお話するという企画です。
当日は、卒業生である弦月同窓会員24名の講師が集まり、生徒たちへ講義を行いました。
今回の講師の一人である第61回卒の岡田健裕氏へインタビューを行いましたので、ご覧下さい。
①講師インタビュー内容
氏名:岡田健裕氏
卒回:大宮61回卒
職業:国家公務員
ご質問1:
本日の講義の内容を簡潔にお答えください。
ご回答1:
まず、「国家公務員」と言っても、理系の職種を含めて、様々な試験や就職方法があることを紹介しました。その上で、国家公務員の仕事の一例として、国の行政の中枢である霞が関で働く若手職員の立場から、①この仕事を選んだ理由・仕事に懸ける思い、②やりがいや苦労、③具体的な仕事内容、などを説明し、良い面・改善を要する面を含めて、この仕事の生の姿を伝えられるよう、努力したつもりです。
ご質問2:
高校時代で1番思い出は何でしょうか?またのその理由を教えてください。
ご回答2:
クラスの仲間と1回目は延岡、2回目は門川、3回目は日向まで、ママチャリで旅行したことです。片道約10時間の長旅で、顔は日焼けし、お尻の痛さは今でも忘れられません(笑)。しかし、とりとめのない会話をしながらあの苦行を乗り越えたことは、宮﨑版「スタンド・バイ・ミー」といった感じで(主人公の年齢が違いすぎますが…)、まさに青春の思い出です。
ご質問3:
最後に、現役の大宮高校生に何かアドバイスをお願いします。
ご回答3:
高校時代に必死に覚えた、以下の百人一首の和歌が、私の座右の銘となっています(ご興味があれば、ぜひ、国語便覧を見てみてください。)。
「ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき」
私はまだまだ人生の若輩者ですが、それでも、ふと辛かった昔を振り返ると、いつの間にか不思議と、懐かしい思い出へと変わっています。
高校時代、成績、部活、人間関係・・・たくさんの悩みを抱えて過ごしている人も多いと思いますが、その辛さも、いつかきっと懐かしく思い出せる日が来るはずです。前向きに、充実した高校生活を送られることを願っています!