宮崎大宮高校野球部 ベスト4進出!

宮崎大宮高校野球部 ベスト4進出!

  現在、熱戦が繰り広げられています第98回全国高等学校野球選手権宮崎大会(通称:夏の甲子園予選)において、我が宮崎大宮高校野球部が30年振りにベスト4に進出しました!

  7月23日(土)の準々決勝は、第2シードの富島高校戦。誰もが劣勢を予想していたと思いますが、結果は9-2の7回コールド勝ち。信じられない展開に、球場へ応援に駆けつけた弦月同窓会の谷口副会長、川越副会長をはじめ、野球部OBなど多くの弦月同窓会員が歓喜の渦に包まれました!

  次は、いよいよ準決勝です。相手は宮崎商業高校と宮崎日大高校の勝者です。当日は、在校生の全校応援と聞いています。
  さあ、いまこそ大宮高校128年の伝統を応援の数で示し、相手を圧倒しようではありませんか!
夢の甲子園へ、弦月同窓会員で都合のつく方は是非、球場へ足をお運び頂いて、後輩たちを応援しましょう!

夏の甲子園予選準決勝  VS宮崎商業・宮崎日大の勝者
場所:KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
日時:平成28年7月26日火曜日12:30試合開始
※日時は、天候等の事情により変更となる可能性があります。宮崎県高野連のホームページでご確認ください。
 宮崎県高野連HP:http://miyazaki-hbf.jp/
※球場はかなり暑いので、熱中症対策を十分に行ってください。

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 category:新着情報category:高校関連 2016.07.24(日)

慶應義塾 駒村常任理事へインタビューを行いました。

  2016年5月31日に宮崎観光ホテルで慶應義塾大学塾生家族地域連絡会が行われました。この会は、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外に居住する塾生の家族・保証人に教職員が直接大学の近況、塾生の勉学・学生生活・進路などについて説明するもので、隔年で開催され、今年度は宮崎県を皮切りに22府県で開催されています。同大学には多くの本校卒業生が進学しており、本校出身の塾生のご家族も参加されました。
 弦月同窓会ではこの機会を利用して、慶應義塾常任理事の駒村圭吾教授(法学部)にお話を伺いました。

常任理事
駒村圭吾常任理事

<質問1>
慶應義塾大学は、平成26年度「スーパーグローバル大学創生支援」事業に、世界レベルの教育研究を行うトップ大学(タイプA)として採択され、これに基づいて様々な事業に取り組んでおられることと思います。SGUとして、貴学の特色ある教育事業をご紹介ください。(またSGH校に期待することはどんなことでしょうか。)

<ご回答1>
慶應義塾大学は、創立者福澤諭吉の建学の理念を継承しています。福澤は幕末から明治へとの転換期、激動の時代に生きました。それまでの通念が通用しないほどの激変のなかで、「実学」(福澤はサイヤンスとルビをふっていました)を強調し、自分の頭でものを考え、あらたな叡智を生み出して、「学問によって社会に貢献する」ことを尊重していました。そうした福澤の理念を引継ぎ、慶應義塾は現在6つのキャンパス10学部を擁する総合大学になっています。
 今日の世界はさまざまな課題を抱えています。①人口の少子高齢化、②生活・経済・地政学的な面でのリスク増大、③新たな価値の創造などです。これらの課題に対する研究は、自然科学、人文社会科学の両面において慶應義塾の得意分野です。「課題先進国」といわれる日本において、世界に先駆けて顕著となっているこれらの課題に、慶應義塾では強みを生かしつつ、地球社会の持続可能性を高めるための研究を進め、世界に貢献したいと考えています。
 そのため、これらの課題に対応して「長寿」、「安全」、「創造」という3つの文理融合のクラスターを構築し、学部・研究科横断で共同研究、学生の共同指導、人事交流などを進めはじめました。世界の大学とも連携を強め、最先端の研究を行って世界に貢献します。
その推進の中では、特徴のある試みもはじまっています。たとえば学生の論文審査に海外の著名な教授にも加わってもらえる海外副指導教授制度や、英語のみで学位取得可能なコースの拡充などもその一部です。この4月からはGIC(Global Interdisciplinary Courses)プログラムも1,2年生が学ぶ日吉キャンパスで開始され、基礎的なコア科目、専門のリサーチ科目あわせて400を越す科目を英語で学ぶことができます。海外留学も本学と先方とで学位を取得できるダブルディグリープログラムも国内最多の26件に増えています。

<質問2>
現在、慶應義塾大学の塾生の7割以上が首都圏(1都6県)の高校の出身者と伺いました。その原因はなんでしょうか。学力的に地方の高校から貴学に進学することが非常に難しくなっているのでしょうか。

<ご回答2>
近年、本学だけでなく、首都圏の私立大学では首都圏出身学生が増えています。やはり経済的な負担が大きな原因と考えます。そこで、慶應義塾では、首都圏以外の高校出身者で人物、学業成績が優秀であるにもかかわらず、経済的理由により、入学に逡巡している受験生に対して、入試前に予約のできる返還不要の「学問のすゝめ奨学金」を設けています。さらに学生寮の整備なども力をいれて、地域の隔たりなく進学してもらえるよう考えています。地域ブロック指定のある、法学部のFIT入試B方式なども首都圏外の受験生を対象としています。

<質問3>
推薦制度で入学した学生で、大学の授業についていけない学生が問題になったり、そのため高校で学習する内容の補習を行っている大学があることもお聞きしています。
 貴学の場合、推薦入学制度(指定校推薦・AO推薦)についてはどのようにお考えでしょうか。

<ご回答3>
 清家篤塾長は多様性が大事であるとよく話をされます。自分の頭でものを考えられる人に育つためにも、私も多様な学生に入学してほしいと考えています。一般入試だけでなく、学校の推薦を受ける指定校推薦や高校時代の勉学や課外活動などとともに何を学びたいかを提示するAO入試のほか、帰国生入試や留学生入試など、多様な入試によって多様な学生を採用するチャンネルは、各学部のご努力でずいぶんと増えてきたと思います。また、慶應義塾固有のルートとして、一貫教育校から内部進学する学生も多く、入学への入口はさまざまで、多様性を確保することにつながっていると思います。推薦入学制度もこのような多様性確保の一つとして位置づけられると思います。

<質問4>
 慶應義塾の教育の基本である「独立自尊」、そして教育の中で実践されている「半学半教」について教えてください。

<ご回答4>
 「独立自尊」は明治32年末から「修身要領」が編纂された際に、福澤諭吉の思想を集約する語として、門下生たちと福澤が協議して決定した言葉です。福澤は明治34年2月に没していますので、かなり晩年になっての言葉といえます。「修身要領」では「独立自尊」たる人のあり方を列挙していて、長く行動規範として尊重されました。端的に言えば、自他の尊厳を守り、何事も自分の判断、責任の下に行動する、品位を辱めない、ということといえます。
 「半学半数」もともとは創立当初、学生の身分でありながら、教師もかねる、つまりある学科では学び、他の学科は教えるという身分のものがいたことに由来します。現在では
教える人、教わる人というわけ方ではなく、学生も教員も、あるいは卒業生も、学び、ともに教える関係にあると言う考え方と捉えられています。慶應に関わる人を総称して、慶應義塾社中といいますが、この場合、上下の区別はありません。慶應義塾では、教授であれ、正式書類や学内掲示板では「君」と書かれます。

<質問5>
  これから慶應義塾大学への進学を希望する本校生徒にアドバイスをお願いします。

<ご回答5>
 大学生になる以上、読み書き語るという基礎学力を前提として、各学部の提供する専門知を腰を据えて勉強してもらうことは言うまでもありません。他方で、慶應義塾に進学する以上、その伝統と人的ネットワークの中に自分なりの居場所を見つけて、大いに活用してもらいたいと思います。また、社会を先導する役割を担う責任感と、そういう役割をむしろ積極的に担おうとする、健全な野心を持ってほしいと思いますね。

以上

 

 category:新着情報category:高校関連 2016.06.23(木)

宮崎大宮高校 美術部・写真部・書道部 作品展のご案内

 現在、宮崎大宮高校の美術部・写真部・書道部が年1回合同で開く作品展が宮日会館1Fロビー及び2Fギャラリーにて開催されています。
 期間は、平成28年3月22日(火)~3月27日(日)までの午前10時~午後18時まで(最終日は15時まで)で、入場は無料となっています。
 弦月同窓会員で興味のある方は、是非足をお運びください。

 category:高校関連 2016.03.23(水)

橋本君が小論文コンテストで大賞を受賞しました。

文化情報科1年の橋本康平君が、第10回NRI学生小論文コンテスト(野村総合研究所主催)の高校生の部において、大賞を受賞しました。
NRI学生小論文コンテストとは、日本と世界の未来について、次代を担う若い学生に考える機会を持ってもらうことを目的に創設された論文コンテストです。
今年、高校生の部では2,433点の応募があったなかから、橋本君が見事、一人しか選ばれない大賞を受賞しました。本県からの大賞受賞は初めてです。
 詳細は、下記HPご覧下さい。
  
https://www.nri.com/jp/event/contest/result/index.html

 category:新着情報category:高校関連 2015.12.25(金)

平成27年度 大宮ハローワークが開催されました

平成27年9月19日(土)に、PTA主催で「平成27年度 大宮ハローワーク」が開催されました。

 大宮ハローワークとは、様々な職業で活躍されている方々が、その仕事の内容や職業観・勤労観などを講座制により現役大宮高校1・2年生へお話するという企画です。
当日は、卒業生である弦月同窓会員を中心に26名の講師が集まり、生徒たちへ講義を行いました。
 また、各講師による講義に先立ちまして、弦月同窓会の青木会長より該当生徒全員に向けての基調講演が行われました。
今回の講師の一人である第54回卒の牟田圭佑氏へインタビューを行いましたので、青木会長の基調講演内容とあわせて以下をご覧下さい。

①青木会長による基調講演内容

「重厚長大から軽薄短小へ~これからの時代を考える~」
                     宮崎大宮高校弦月同窓会会長 青木賢児

1.ボーイングB29
私が宮中1年の時、学校から帰ると家の玄関先に、アメリカの爆撃機ボ
ーイング29からの爆弾が落ちて家が全壊していました。この日、昭和20年5月11日は、宮崎市の空襲としては最も被災者が多く、付属小学校の生徒を中心に市民38人が犠牲になりました。
 私は大宮高校に進学すると映画研究会に所属したのですが、当時封切りされたイタリア映画は「戦火のかなた」「無防備都市」など、日独伊三国同盟の一員であったにもかかわらず第二次大戦の真実に迫ろうとするものが多く、私はいつしか映画監督に強いあこがれを持つようになっていました。
 しかし、私が大学を卒業するころには映画はすでに斜陽で、時代はテレビの時代へと移っていました。しかし、地方都市ではテレビの放送は始まっておらず、両親も先生もテレビというものを見たことがありませんでした。
 テレビが将来どんな職業として社会に定着するのかもよくわからないなかで、私は映画の向こうにテレビを感じながら大学を卒業したように思います。とりわけ、戦後の日本は戦前からの脱皮と重なって、生活の場が日に日に変化していて、両親や先生も経験したことのないような職業や社会制度の変化が続いていました。
 それまでは、一つの職業は30年から50年ほど続き、50年も続いた店は老舗として信頼されたものでした。しかし、最近では技術革新がはげしいこともあって、職業の寿命はさらに短くなっています。いままで一番安定していると考えられていた職業が、一夜にして消滅する事もそれほど珍しいことではなくなっています。そのような社会の変化がなぜ起こり、そのような時代にどう生きていけばいいのかを、今日は考えてみたいと思います。

2.労働集約型社会から知識集約型社会へ
「重厚長大」から「軽薄短小」へという言葉は、情報化社会の到来を示す言葉として使われてきました。一昔前までは目方や大きさで物の価値を計ることが多かったように思いますが、今の時代は価値が逆転して軽くて小さいものに、大きな価値があることが多いといわれます。「重厚長大から軽薄短小へ」という言葉には、価値の変化を示す多くの意味が込められています。
 これは一つの例ですが、アメリカ西海岸にシアトルという町があります。ここにはボーイングという戦前からある世界最大の航空機製造会社と、マイクロソフトという戦後にできた世界最大のパソコン会社があることで有名です。
 昭和9年(1934)に創業したボーイング社は、巨大な航空機製造会社で、いまでは世界のどこの空港でも、もちろん宮崎空港でもボーイングの旅客機を見ることができます。戦争中はもっぱら軍用機を作っていて、ボーイングの名前は戦時中から世界最大の航空機メーカーとして知られていました。現在の従業員の数は、17万5千人に上るといわれています。

3.マイクロソフト
 一方、終戦から36年後、1981年(昭和56年)に、シアトルにマイクロソフトという小さなバソコン会社が創立しました。タイプライターと同じ文字盤のキーボードを持つパーソナル・コンピューターは、ボーイングに遅れること42年目にパソコン会社をシアトルに立ち上げたのです。
 しかし、それから間もなくマイクロソフトの年間純利益はボーイング社を追い抜き、今では5.6倍の268億ドルにまで達しています。従業員の数は10万人弱ですから、ボーイングより7万5千人も少ない従業員で5倍を超える純利益を上げるまでになったのです。
 まさに時代は重厚長大から、軽薄短小へ変化していると言っていいと思う。いまや巨大な航空機会社を、パソコンメーカーが圧倒したのです。

4.ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブス
それにしても、パソコン業界が航空機業界を抜いて最大の産業になった背景には、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスという二人の人物のドラマティックな競争があったおかげといわれています。
 この二人の若者の争いは、「ヒッピー」と「オタク」との戦いとして知られています。ジョブスがヒッピー、ゲイツがオタクでした。ジョブスはかじったリンゴの「マック」を次々に登場させ、新しい機種を発売するたびに世界中の町に長い行列を作ってきました。
 一方、ゲイツはパソコンを事務機として着実に普及させて、世界中の事務所からタイプライターとタイピストを一掃したといわれます。
世界中のオフィスにパソコンを普及させたマイクロソフト社の社長ビル・ゲイツは、1994年から2006年まで、13年にわたって長者番付世界一となり、日本円で6兆円を超える世界一の大富豪になりました。
このように知識集約型の産業社会では、権力や財力よりも、知識や情報を軸に社会は回っていくことになります。まさに、重厚長大から軽薄短小の時代が到来したのです。

5.求められる人材
このような知識集約型の産業社会では、ますます高度な知識と能力が求められることになります。知識集約型といえば、高度な教育を受けた秀才の集まりと聞こえますが、必ずしも世の中はそれほど単純ではありません。
 ジョブスはヒッピーで、ゲイツはオタクだったことを思い返してください。知識よりも創造的なひらめきが、時代を動かすということでしょう。
ジャーナリズムの場合、私がNHKの入社試験を受けたころの合格者は、大半が東大、早稲田、慶応の卒業生で占められていましたが、今は地方の大学卒業者も含めて毎年80校前後、海外の大学からも採用しています。
 社会が求めている知識や経験は、時代とともに急速に多様化しています。両親や先生の知識や経験だけに頼らずに、大宮ハローワークのように、先輩をはじめ多様なアドバイスを聴くことは欠かせないことだと思います。

6.地球の未来
そして、最も大事なことは、人口問題や資源エネルギーの枯渇など、多くの深刻な課題を抱える地球のこれからのために、自分はどのような貢献ができるかを、自分で考えることが大事なことだと思います。
 パソコンが登場したとき、一夜にして世界中のタイピストとタイプライターが消え失せたといいましたが、これからの時代の変化はもっともっと激しいものになると思います。
 皆さんも多くの人の話を聞くとともに、ヒッピーやオタクにならなくてもいいですから、これからの時代に貢献できる道をそれぞれに考えてください。
 地球人口は現在およそ81億とされていますが、人類がこのままの考え方でいくと、50年足らずで100億人を超えると推計されています。資源もエネルギーも食料も、いままでのままでは枯渇してしまいます。これまでの人類の歴史になかったような、新しい生き方を編み出さない限り、地球がもう一つ必要だといわれています。
 皆さんは人類の歴史を学ぶだけでなく、若い柔軟な頭をひらめかせて、今までなかった生き方を編み出すことを求められていると思います。
 つい最近のニュースでも、中国の習近平主席一行がシアトルを訪れ、ボーイング社とマイクロソフト社を見学したということでした。
どうやら、みんながシアトルには、次の世紀を解くカギがありそうだと思っているようです。

(参考資料)ボーイング社とマイクロソフト社

ボーイング社(1934年、昭和9年創設)
売上高 81,698ミリオンUSドル
営業利益 6,311ミリオンUSドル(63億ドル)
純利益  3、900ミリオンUSドル(39億ドル)
従業員 174、400人

マイクロソフト社(1981年、昭和56年創設)
売上高  77,849ミリオンUSドル(4億ドル)
営業利益 26、764ミリオンUSドル(268億ドル)4.5倍
純利益  21、863ミリオンUSドル(219億ドル)5.6倍
従業員  99、000人(75、400人)

名称未設定
基調講演をされる青木会長

②講師インタビュー内容
 氏名:牟田圭佑氏
 卒回:大宮54回卒

ご質問1:
 本日の講義の内容を簡潔にお答えください。

ご回答1
 「弁護士」という職業(資格)は、ぼんやりとしたイメージは持っていても、具体的にどのような仕事をしているかを知らないという方が少なくありません。そこで、弁護士の普段の仕事の内容や、弁護士が担う業務の社会的意義等についてお話ししました。
 弁護士の普段の仕事については、法律相談、裁判、交渉、法的文書作成、刑事弁護などのいわゆる法律事務があり、これらが法律に基づいて人対人のトラブルを予防・解決するものであることや、これら法律事務以外にも、弁護士会の会務や行政機関等の外部委員等への就任等を通じて公益的な活動を多数行っていることなどを説明しました。
 また、弁護士がこのような法律事務を担うことや、罪を犯した疑いのある者の弁護活動を行ことから一般に理解されにくい「刑事弁護」が、社会の中でどのような意義を有しているのかを理解頂きたく、掘り下げたお話をしました。

ご質問2:
  高校時代で1番思い出は何でしょうか?またのその理由を教えてください。

ご回答2
  生徒会総務委員長として、弦月祭をはじめとする学校行事や普段の学校生活に関して、先生方や同僚の役員達とああでもないこうでもないと議論を交わしたことです。
  大宮の生徒会では、学校行事一つにしても本当に自分たちでゼロから計画立案をし、折衝し、実行するので、「段取りの良し悪し」を身をもって体験できました。

ご質問3:
  最後に、現役の大宮高校生に何かアドバイスをお願いします。

ご回答3
   敢えて勉強のことについて述べます。
今、私は、高校生の時にもっと勉強していればよかったと、心の底から後悔しています。例えば、数学をもっと考えながら勉強すればよかった、化学を中途半端にしなければよかった、世界史・日本史はもっともっと知識を詰め込めばよかったと、反省しています。
なぜなら、高校までの勉強は、社会人として必要なあらゆる教養の下地であり、社会人として物事を考え、理解し、発信するための基礎体力であるからです。現に、今私は、「これは高校の頃に見たことがあるはずだ、なぜ覚えていないのか。なぜもっと勉強しなかったのか」と愕然とすることが多々あります。
今の勉強が何の役に立つのかわからず、今ひとつモチベーションが上がらないという方も少なくないと思います。ですが、上記のとおり、高校までの勉強は人生をより良く生きるために必要なものであり、決して大学に入る手段だけのものではありません。高校生の間に、少しでも多く勉強し、読書をし、知識を身につけて下さい。それが大学で、社会で、必ず活きてきます。

むた
生徒達へ熱い講義をされる牟田氏

 category:新着情報category:高校関連 2015.10.08(木)
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