創立127周年弦月同窓会総会・懇親会へのご参加御礼

創立127周年弦月同窓会総会・懇親会へのご参加御礼

晩秋の候、会員の皆様方におかれましては、ますますご清祥でお過ごしのこととお慶び申し上げます。

 さて、平成27年10月30日の創立127周年弦月同窓会総会・懇親会におきましては、多数のご参加を賜り、誠にありがとうございました。行き届かぬ点も多々あったかと存じますが、ご容赦のほどお願い申し上げます。短い時間ではありましたが、それぞれの卒業後の遍歴を語りつつ、学生時代を懐かしく思い出していただけたとしたら、実行委員一同の幸いです。

 この度の総会・懇親会は、弦月同窓会理事及び運営委員会の皆様はもとより、協賛頂きました企業様ほか関係各所の多大なる御協力により、企画運営をすることができました。加えて弦月同窓会という絆の有り難みを肌で感じ、受け継がれてきたもの、伝えるべきことの大きさを実感いたしました。実行委員会を代表し,心より御礼申し上げます。

 今後も弦月同窓会が末永く続き、来年も皆様の笑顔にお会いできますことを祈願し、御礼のご挨拶とさせていただきます。

創立127周年弦月同窓会実行委員会 実行委員長 甲斐彬典

 category:同窓会関連category:新着情報 2015.11.02(月)

平成27年度 大宮ハローワークが開催されました

平成27年9月19日(土)に、PTA主催で「平成27年度 大宮ハローワーク」が開催されました。

 大宮ハローワークとは、様々な職業で活躍されている方々が、その仕事の内容や職業観・勤労観などを講座制により現役大宮高校1・2年生へお話するという企画です。
当日は、卒業生である弦月同窓会員を中心に26名の講師が集まり、生徒たちへ講義を行いました。
 また、各講師による講義に先立ちまして、弦月同窓会の青木会長より該当生徒全員に向けての基調講演が行われました。
今回の講師の一人である第54回卒の牟田圭佑氏へインタビューを行いましたので、青木会長の基調講演内容とあわせて以下をご覧下さい。

①青木会長による基調講演内容

「重厚長大から軽薄短小へ~これからの時代を考える~」
                     宮崎大宮高校弦月同窓会会長 青木賢児

1.ボーイングB29
私が宮中1年の時、学校から帰ると家の玄関先に、アメリカの爆撃機ボ
ーイング29からの爆弾が落ちて家が全壊していました。この日、昭和20年5月11日は、宮崎市の空襲としては最も被災者が多く、付属小学校の生徒を中心に市民38人が犠牲になりました。
 私は大宮高校に進学すると映画研究会に所属したのですが、当時封切りされたイタリア映画は「戦火のかなた」「無防備都市」など、日独伊三国同盟の一員であったにもかかわらず第二次大戦の真実に迫ろうとするものが多く、私はいつしか映画監督に強いあこがれを持つようになっていました。
 しかし、私が大学を卒業するころには映画はすでに斜陽で、時代はテレビの時代へと移っていました。しかし、地方都市ではテレビの放送は始まっておらず、両親も先生もテレビというものを見たことがありませんでした。
 テレビが将来どんな職業として社会に定着するのかもよくわからないなかで、私は映画の向こうにテレビを感じながら大学を卒業したように思います。とりわけ、戦後の日本は戦前からの脱皮と重なって、生活の場が日に日に変化していて、両親や先生も経験したことのないような職業や社会制度の変化が続いていました。
 それまでは、一つの職業は30年から50年ほど続き、50年も続いた店は老舗として信頼されたものでした。しかし、最近では技術革新がはげしいこともあって、職業の寿命はさらに短くなっています。いままで一番安定していると考えられていた職業が、一夜にして消滅する事もそれほど珍しいことではなくなっています。そのような社会の変化がなぜ起こり、そのような時代にどう生きていけばいいのかを、今日は考えてみたいと思います。

2.労働集約型社会から知識集約型社会へ
「重厚長大」から「軽薄短小」へという言葉は、情報化社会の到来を示す言葉として使われてきました。一昔前までは目方や大きさで物の価値を計ることが多かったように思いますが、今の時代は価値が逆転して軽くて小さいものに、大きな価値があることが多いといわれます。「重厚長大から軽薄短小へ」という言葉には、価値の変化を示す多くの意味が込められています。
 これは一つの例ですが、アメリカ西海岸にシアトルという町があります。ここにはボーイングという戦前からある世界最大の航空機製造会社と、マイクロソフトという戦後にできた世界最大のパソコン会社があることで有名です。
 昭和9年(1934)に創業したボーイング社は、巨大な航空機製造会社で、いまでは世界のどこの空港でも、もちろん宮崎空港でもボーイングの旅客機を見ることができます。戦争中はもっぱら軍用機を作っていて、ボーイングの名前は戦時中から世界最大の航空機メーカーとして知られていました。現在の従業員の数は、17万5千人に上るといわれています。

3.マイクロソフト
 一方、終戦から36年後、1981年(昭和56年)に、シアトルにマイクロソフトという小さなバソコン会社が創立しました。タイプライターと同じ文字盤のキーボードを持つパーソナル・コンピューターは、ボーイングに遅れること42年目にパソコン会社をシアトルに立ち上げたのです。
 しかし、それから間もなくマイクロソフトの年間純利益はボーイング社を追い抜き、今では5.6倍の268億ドルにまで達しています。従業員の数は10万人弱ですから、ボーイングより7万5千人も少ない従業員で5倍を超える純利益を上げるまでになったのです。
 まさに時代は重厚長大から、軽薄短小へ変化していると言っていいと思う。いまや巨大な航空機会社を、パソコンメーカーが圧倒したのです。

4.ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブス
それにしても、パソコン業界が航空機業界を抜いて最大の産業になった背景には、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスという二人の人物のドラマティックな競争があったおかげといわれています。
 この二人の若者の争いは、「ヒッピー」と「オタク」との戦いとして知られています。ジョブスがヒッピー、ゲイツがオタクでした。ジョブスはかじったリンゴの「マック」を次々に登場させ、新しい機種を発売するたびに世界中の町に長い行列を作ってきました。
 一方、ゲイツはパソコンを事務機として着実に普及させて、世界中の事務所からタイプライターとタイピストを一掃したといわれます。
世界中のオフィスにパソコンを普及させたマイクロソフト社の社長ビル・ゲイツは、1994年から2006年まで、13年にわたって長者番付世界一となり、日本円で6兆円を超える世界一の大富豪になりました。
このように知識集約型の産業社会では、権力や財力よりも、知識や情報を軸に社会は回っていくことになります。まさに、重厚長大から軽薄短小の時代が到来したのです。

5.求められる人材
このような知識集約型の産業社会では、ますます高度な知識と能力が求められることになります。知識集約型といえば、高度な教育を受けた秀才の集まりと聞こえますが、必ずしも世の中はそれほど単純ではありません。
 ジョブスはヒッピーで、ゲイツはオタクだったことを思い返してください。知識よりも創造的なひらめきが、時代を動かすということでしょう。
ジャーナリズムの場合、私がNHKの入社試験を受けたころの合格者は、大半が東大、早稲田、慶応の卒業生で占められていましたが、今は地方の大学卒業者も含めて毎年80校前後、海外の大学からも採用しています。
 社会が求めている知識や経験は、時代とともに急速に多様化しています。両親や先生の知識や経験だけに頼らずに、大宮ハローワークのように、先輩をはじめ多様なアドバイスを聴くことは欠かせないことだと思います。

6.地球の未来
そして、最も大事なことは、人口問題や資源エネルギーの枯渇など、多くの深刻な課題を抱える地球のこれからのために、自分はどのような貢献ができるかを、自分で考えることが大事なことだと思います。
 パソコンが登場したとき、一夜にして世界中のタイピストとタイプライターが消え失せたといいましたが、これからの時代の変化はもっともっと激しいものになると思います。
 皆さんも多くの人の話を聞くとともに、ヒッピーやオタクにならなくてもいいですから、これからの時代に貢献できる道をそれぞれに考えてください。
 地球人口は現在およそ81億とされていますが、人類がこのままの考え方でいくと、50年足らずで100億人を超えると推計されています。資源もエネルギーも食料も、いままでのままでは枯渇してしまいます。これまでの人類の歴史になかったような、新しい生き方を編み出さない限り、地球がもう一つ必要だといわれています。
 皆さんは人類の歴史を学ぶだけでなく、若い柔軟な頭をひらめかせて、今までなかった生き方を編み出すことを求められていると思います。
 つい最近のニュースでも、中国の習近平主席一行がシアトルを訪れ、ボーイング社とマイクロソフト社を見学したということでした。
どうやら、みんながシアトルには、次の世紀を解くカギがありそうだと思っているようです。

(参考資料)ボーイング社とマイクロソフト社

ボーイング社(1934年、昭和9年創設)
売上高 81,698ミリオンUSドル
営業利益 6,311ミリオンUSドル(63億ドル)
純利益  3、900ミリオンUSドル(39億ドル)
従業員 174、400人

マイクロソフト社(1981年、昭和56年創設)
売上高  77,849ミリオンUSドル(4億ドル)
営業利益 26、764ミリオンUSドル(268億ドル)4.5倍
純利益  21、863ミリオンUSドル(219億ドル)5.6倍
従業員  99、000人(75、400人)

名称未設定
基調講演をされる青木会長

②講師インタビュー内容
 氏名:牟田圭佑氏
 卒回:大宮54回卒

ご質問1:
 本日の講義の内容を簡潔にお答えください。

ご回答1
 「弁護士」という職業(資格)は、ぼんやりとしたイメージは持っていても、具体的にどのような仕事をしているかを知らないという方が少なくありません。そこで、弁護士の普段の仕事の内容や、弁護士が担う業務の社会的意義等についてお話ししました。
 弁護士の普段の仕事については、法律相談、裁判、交渉、法的文書作成、刑事弁護などのいわゆる法律事務があり、これらが法律に基づいて人対人のトラブルを予防・解決するものであることや、これら法律事務以外にも、弁護士会の会務や行政機関等の外部委員等への就任等を通じて公益的な活動を多数行っていることなどを説明しました。
 また、弁護士がこのような法律事務を担うことや、罪を犯した疑いのある者の弁護活動を行ことから一般に理解されにくい「刑事弁護」が、社会の中でどのような意義を有しているのかを理解頂きたく、掘り下げたお話をしました。

ご質問2:
  高校時代で1番思い出は何でしょうか?またのその理由を教えてください。

ご回答2
  生徒会総務委員長として、弦月祭をはじめとする学校行事や普段の学校生活に関して、先生方や同僚の役員達とああでもないこうでもないと議論を交わしたことです。
  大宮の生徒会では、学校行事一つにしても本当に自分たちでゼロから計画立案をし、折衝し、実行するので、「段取りの良し悪し」を身をもって体験できました。

ご質問3:
  最後に、現役の大宮高校生に何かアドバイスをお願いします。

ご回答3
   敢えて勉強のことについて述べます。
今、私は、高校生の時にもっと勉強していればよかったと、心の底から後悔しています。例えば、数学をもっと考えながら勉強すればよかった、化学を中途半端にしなければよかった、世界史・日本史はもっともっと知識を詰め込めばよかったと、反省しています。
なぜなら、高校までの勉強は、社会人として必要なあらゆる教養の下地であり、社会人として物事を考え、理解し、発信するための基礎体力であるからです。現に、今私は、「これは高校の頃に見たことがあるはずだ、なぜ覚えていないのか。なぜもっと勉強しなかったのか」と愕然とすることが多々あります。
今の勉強が何の役に立つのかわからず、今ひとつモチベーションが上がらないという方も少なくないと思います。ですが、上記のとおり、高校までの勉強は人生をより良く生きるために必要なものであり、決して大学に入る手段だけのものではありません。高校生の間に、少しでも多く勉強し、読書をし、知識を身につけて下さい。それが大学で、社会で、必ず活きてきます。

むた
生徒達へ熱い講義をされる牟田氏

 category:新着情報category:高校関連 2015.10.08(木)

第29回弦月コラムを掲載しました。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

第29回の弦月コラムを更新しました。
第29回は、青木賢児弦月同窓会会長が執筆いたしました。

コラムの閲覧は第29回「後藤賢三郎先生を偲んで」青木 賢児からどうぞ。

それでは、弦月コラムをどうぞ宜しくお願いいたします。

【弦月同窓会HP委員会】
お問い合わせはこちらからどうぞ。

 category:同窓会関連category:新着情報 2015.09.08(火)

早稲田大学鎌田総長へインタビューを行いました。

平成27年7月11日(土)に開催された「早稲田大学地域交流フォーラムin宮崎」で来県された早稲田大学鎌田薫総長に、弦月同窓会谷口善雅副会長(第28回卒)がインタビューを行いましたので、以下をご覧下さい。

【ご質問1】現在、早稲田大学に進学する生徒の約7割が関東圏(1都6県)から進学していると聞きました。この現状について、いかがお考えでしょうか?
また、地方から進学する生徒を増やすにはどのようにすればよいかお聞かせください。

【ご回答1】
早稲田大学は、創立以来、全国各地から色々な個性を持った生徒が集まって、多様な個性がぶつかりあう中で、人間力が磨かれる大学であることを最大の特色としてきました。教室で学んだこと以外で優れた能力を発揮することで高い評価を受ける卒業生を数多く輩出してきたこと、これが早稲田の良き伝統だと言えます。
早稲田で学んだ卒業生が、郷里に帰るだけでなく、全国に散らばって、使命感をもって全国の教育界や財界、政界などで活躍をしてきたのも、早稲田の伝統です。
現在は、地方から早稲田に入学する生徒が減っています。原因は色々あると思いますが、主な要因としましては、首都圏に比べて地方は過疎化が早く進行しており、高校の生徒数が首都圏に比べて圧倒的に少ないことがあると思います。また、入学者選抜が知識優先・試験技術優先になっていることもあるかもしれません。そのほか、一人っ子が多く、親御さんがなかなか手許から放さないという現状もあるかと思いますし、それ以上に、親御さんの経済的な負担も挙げられます。
大学として、過疎化についてはなかなか対処できませんが、親御さんの経済的な負担については、なるべくその負担を軽減していきたいと考えています。早稲田大学では首都圏以外の受験生を対象に「めざせ!都の西北奨学金」という入学前予約型奨学金を2009年度入試から他大学に先駆けていち早く導入しています。採用候補者数は1,200名という圧倒的な規模となっており、4年間継続給付であるため、学費に充てれば国立大学とほぼ同程度の学費負担で早稲田大学に通うことができます。その他の奨学金も大変充実しており、奨学金制度(経済支援)については全国でもトップクラスの充実度を誇っています。他にも生活支援については、昨年、中野に国際学生寮(WISH)という900名弱の学生を収容できる大規模な国際学生寮を新設しました。
また、入学者選抜については多様化を図り、ペーパーテストだけではなく、他の能力もしっかり見たいと考えています。マークシート式の試験では、首都圏の中高一貫校などで受験対策の勉強をしてきた生徒の方が強く、地方で伸び伸びと過ごしてきた生徒の方が弱いという面があります。我々はそのような結果を期待している訳ではなく、色々な能力を見たいという思いがあります。ペーパーテストに関して言えば、何月何日に早稲田大学に来て試験を受けなければならないということは、リスクを孕んでいると思います。例えば、その日に大雪などの影響で試験を受けられなかった場合は、1年間浪人しなければならないという可能性もあるからです。また、宮崎から試験を受ける場合は、東京まで飛行機で行かなければならず、経済的な負担も大きいです。これからは、プロ野球のスカウトのように、「早稲田が育てたい」という生徒を大学側から獲得しに行く形が理想形であり、この形に少しでも近づけるよう更なる入学者選抜の多様化を図っていきたいと考えています。
ペーパーテストの技術だけを身につけるのではなく、伸び伸びと自分の個性を伸ばしてもらって自分の潜在的能力を存分に発揮してもらい、大学に入ってさらに伸ばしてもらうことを可能にする入学者選抜制度を考えています。
私自身も、親が転勤族で、静岡県で生まれ、小学校高学年と中学時は山口県で過ごしました。東京に来た当初は相当なカルチャーショックを受けました。それから東京の高校を出たのですが、早稲田大学に入学した時は、もっと大きなカルチャーショックを受けました。こんなに個性豊かな人が沢山いる大学なのかとある種の感動を覚えました。
これは、地方創生にも繋がることだと思いますが、地元だけにいるよりも、東京だからこそ学べることは多いと思いますし、東京(早稲田大学)で学んだ経験が地元に新しい刺激を与え、飛躍的発展をもたらすことができると思います。そういう早稲田の魅力を発信していくことで、早稲田大学にチャレンジしてみようという地方の生徒を増やしていきたいと思います。

【ご質問2】ひところ、指定校推薦で入学した生徒は、大学の授業についていけないのではないかと言われていたり、大学で補習を行っているという話も聞いたことがあります。
そのような面では、基礎的な学力はもちろん必要で、そこをクリアした学生を地方から選抜するということでしょうか?

【ご回答2】
学生をどのような指標で評価するかは難しいのですが、大学在学中の成績、今でいうGPAですと、早稲田大学の学部全体での平均点を見ると、最も成績が良いのはAO入試で入学した生徒です。次に良いのが指定校推薦で入学した生徒で、一般入試で入学した生徒はそれよりも低い結果となっています。
早稲田大学の指定校推薦は、成績要件を厳しくしていますので、高校3年間、真面目にきちんとやってきた生徒でないと応募できない訳ですから、そのような生徒は大学でも着実に学んでいくので、GPA値は高いです。ただし、傾向として大人しいという面はあるかもしれません。
我々が入学してもらいたいと思った生徒ですので、指定校推薦で入ったからと言って、決して引け目を感じる必要は全くありません。1日だけのペーパーテストで我々が評価した生徒よりも、むしろ高校の先生が3年間を評価して、「この生徒は大丈夫だ」と推薦されてきた生徒の方が信頼度は高いと言うこともできます。ですから、自信をもって入学して頂きたいと思います。

【ご質問3】早稲田大学へ行きたいと考えている高校生に、具体的にどのような勉強をすれば良いかアドバイスを頂きたいと思います。

【ご回答3】
入試制度の状況は刻々と変わっていまして、一概には言えませんが、かつては3教科の試験であれば、その3教科のみに集中しなければ合格できないと言われていました。しかし、現在は国立大学向けの勉強で合格できないということはありません。国立型の勉強をして、しっかり基礎的学力を身につけていれば、確実に合格できます。それから、早稲田大学にはセンター試験の成績でチャレンジできる学部が13学部中9学部もあり、これらの学部は東京まで行かなくても地元で受験が可能ですし、早稲田向けに特別な試験勉強をするということを意識することなく、高校で着実に勉強していれば、対応できると思います。
早稲田大学には、3教科型の一般入試、5教科型のセンター試験利用入試、指定校推薦入試、AO型入試、自己推薦入試などの様々な入試制度がありますので、自身の得意な方式で受験をしていただきたいと思います。

【ご質問4】指定校推薦枠について、宮崎大宮高校もいくつか頂いておりますが、これは先輩たちが成績優秀であれば頂けるという制度でしょうか?

【ご回答4】
大前提として、入学者の選抜は学部ごとに決めているため、大学全体でどうこうという話はできませんが、一般的な話をすると、大学側で選抜試験をする代わりに、高校を信頼して高校に選抜をお任せする訳ですから、信頼のおける高校に指定校推薦を依頼するということになるかと思います。
指定校推薦制度は、高校の本来の勉強をやっていれば入学できるという長所がある一方、短所は本人の成績だけではなく、先輩の入学試験や入学後の成績等によって影響を受ける可能性もあることです。
ただし、指定校推薦制度以外にも、早稲田大学にはAO型入試や自己推薦入試があります。他大学でも、例えば、慶應義塾大学さんでは法学部でFIT入試という個人にチャレンジさせ、個人の能力とともに地域性にも着目している制度があります。また、早稲田大学の社会科学部の自己推薦入試は、本人の個性と地域性の両面を重視しています。国立大学でも推薦入試やAO入試を重視する動きがあります。
第一志望の大学に入れなかったから、この大学に入りましたという学生の中には、入学後の学習意欲が少ないと言いますか、モチベーションの低い学生も見受けられます。このような学生ではなく、ペーパーテストの学力は多少下かもしれないけど、本当にこの大学で学びたいという熱い想いを持った学生の方が、卒業する時には確実に成績は伸びているケースも多いので、国公私立を問わず、そうした学生を入学させるための入学者選抜制度の導入に熱心に取り組むようになっています。

【ご質問5】早稲田大学のAO入試に地域枠的なものはありますか? 慶應義塾大学のFIT入試では九州で10名などの地域枠がありますが、いかがでしょうか?

【ご回答5】
AO入試では現在のところありません。しかし、社会科学部の自己推薦入試では各都道府県から1名以上の合格者を出すことを目標としており、本人の個性と地域性の両面を重視しています。また、指定校推薦では必ず公平にどの県にも指定するようにしていますし、学部内において、県単位でのバランスを取るようにもしています。

【ご質問6】最後に鎌田総長より、これから早稲田大学進学を希望する宮崎大宮高校の在校生に一言、アドバイスをお願いします。

【ご回答6】
若山牧水は、宮崎県から早稲田大学に入学し、そこで北原白秋と出会い、お互いに大きく成長しました。自分の能力が一番大きく伸びる時期に、早稲田大学に入って、多様な個性や能力を持った人達と切磋琢磨する機会を持つことは、自分を伸ばす上で貴重なチャンスであると思います。
早稲田大学の現代的なニーズにあった教育環境は、どこにも負けないという自負があります。たとえば、外国人学生数は約5,000名、外国に留学する学生は年間3,300名と、いずれも日本一の数を誇っていますので、是非とも早稲田大学に入学して、わが国随一のグローバル教育環境を存分に活用し、自分を磨いてもらいたいと思います。早稲田大学は皆様のご入学を心からお待ちしております。

【鎌田総長のプロフィール】
■氏名:鎌田 薫(かまた かおる)氏
■現役職:早稲田大学第16代総長
■経歴:
【学歴/職歴】
1970年 早稲田大学法学部卒業
1972年 早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了
1975年 早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学
〇主な職歴
1973年 早稲田大学法学部助手
1978年 早稲田大学法学部助教授
1983年 早稲田大学法学部教授
2005年 早稲田大学大学院法務研究科長
2010年 早稲田大学総長

名称未設定
(左側:早稲田大学鎌田総長、右側:弦月同窓会谷口副会長)

 category:同窓会関連category:宮崎の動きcategory:新着情報 2015.08.31(月)

第28回弦月コラムを掲載しました。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

第28回の弦月コラムを更新しました。
第28回は、黒木あすかさんが執筆いたしました。

コラムの閲覧は第28回「宮崎のキャンバスに描かれる未来」黒木あすかからどうぞ。

それでは、弦月コラムをどうぞ宜しくお願いいたします。

【弦月同窓会HP委員会】
お問い合わせはこちらからどうぞ。

 category:同窓会関連category:新着情報 2015.06.20(土)
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