弦月講演会開催 1月29日(木) 大宮高校体育館にて

弦月講演会開催 1月29日(木) 大宮高校体育館にて

1月29日(木)田﨑雅元氏による講演が「着手大局 着手小局 Think Globally ,Act Locally」 と題し、体育館で行われました。
「異文化理解の大切さ」、「英語の大切さ」、「日本企業の進む道」まで踏み込んでいかれました。話の一つ一つが大変興味深いものでした。
田﨑氏は大宮高校第6回卒業生で、株式会社川崎重工業社長退任後も引き続き同社の会長という要職に就いておられます。
詳しくは宮崎大宮高校ホームページをご覧下さい。

 category:同窓会関連category:高校関連 2009.03.04(水)

弦月同窓会からのお知らせ

最近、同窓生に対して、本校同窓会名鑑の申し込みハガキが送られてきているようですが、本校同窓会とは全く関係ありませんのでご留意下さい。

 category:同窓会関連 2008.12.26(金)

平成20年度宮崎大宮高校校長挨拶

ご 挨 拶
校長 飛田 洋

宮崎大宮高等学校弦月同窓会会員の皆様には、ますます御健勝で御活躍のことと存じます。
新任の校長の飛田でございます。本年4月1日付けで隈元前校長の後任として赴任いたしました。創立120年の歴史を刻む、この宮崎大宮高等学校に務めさせていただく幸せと責任の重さを感じております。どうぞよろしくお願いいたします。
創立120周年にちなみまして本校といたしましても、本年10月25日に同窓会会員の皆様のご協力をいただきながら、記念行事を実施する予定としておりますが、その中では、同窓生である北海道大学総長佐伯浩様(高校12回卒)のご講演や、マジシャンDr.ZUMA様(高校33回卒)によるマジックショー等の計画をいたしております。お時間が許せば、同窓生の皆様にもどうぞお運びをいただければと思います。
ところで、本校は、現在、各学年普通科8学級、文科情報科2学級、全学年で30学級、1210名が在籍しております。本県普通科高校におきまして昭和38年から続いてまいりした通学区域の制度が平成20年度入学生から廃止され、文科情報科に加え、普通科でも、県内どこからでも入学出来るようになりました。少子化による生徒減少期ではありますが、お蔭様で、本校は皆様の築かれた伝統や恵まれた環境にもあるため、本年度も多くの中学生が本校を志望してくれました。
また、県内高等学校でも最も斬新な作りである木質化を取り入れた新体育館の完成や人工芝のテニスコートの竣工、第3棟の耐震改修工事など、学校環境も整えて来ているところであります。
ところで、社会の変化とともに、学校教育を取り巻く状況も大きく変化しております。従来の知育に比重を置いた指導だけでは、進展変化する今の社会に対応できなくなるという危惧の声があり、「人間力」や「生きる力」の養成が強く叫ばれていますが、幸い本校には心身が健全で調和のとれた人づくりを教育の基本とする精神が受け継がれていることに改めて気づかされます。
今後とも、宮崎大宮高等学校の教育の理想とする「真理を探り、美にあこがれ、善を行う、心身ともにバランスのとれた人間」の育成や、大宮文化のシンボル・校是である「自主自律」、「稚心を去れ」、「質実剛健」の精神など、よき伝統を受け継ぐとともに、常に進化し続ける大宮を目指して、教職員・生徒が心を一つにして取り組んでまいりますので、同窓生の皆さんの一層の御協力・御支援をよろしくお願い申し上げます。

 category:同窓会関連category:高校関連 2008.05.09(金)

「花橘会(かきつかい)」の定期総会が宮崎市エースランドで開催

向暑の候 弦月同窓会各位にはご清祥のこととお喜び申し上げます。

去る4月12日(土)應援團OBで組織します「花橘会(かきつかい)」の定期総会が宮崎市エースランドで開催され、大宮高校から、飛田校長先生、団顧問で生徒指導部長の鬼束先生(35回)、弦月同窓会事務局の平田先生(30回)を来賓としてお迎えし、盛大に行われました。


当日は、特別ゲストとして後藤賢三郎先生にお越しいただき、随所に、現在に至るまで抱き続けておられる大宮に対する熱い想いやその時々の貴重なお話をうかがうことができました。特に、当花橘会の設立趣意書の一文である「人生の玉なる大宮時代」を引用したお話では、後藤先生も参加会員も大宮高校の生徒時代に戻った様で万感迫る思いでありました。先生にはこれからも益々お元気にお過ごし頂きますこと、また、先生をお迎えできたことは、花橘会全員の誇りであり、今後とも、毎年ご出会いただきますことを心から願う次第であります。

花橘会総会のご案内は、弦月同窓会に應援團OBであることを登録されている方にお送りしております。登録されていない應援團OBの方で、この記事をみて「花橘会に参加し、思い出を語り合い、現役応援団を支援したい」と思われる方は下記アドレスまでご連絡ください。
尚、現役応援団への支援としまして平成17年に應援團旗を寄贈しております。

以上報告いたします。
押 忍

花橘会事務局長 木原敬一(30回)
iles107@yahoo.co.jp

 category:同窓会関連category:自由投稿・情報提供 2008.04.27(日)

平成19年度 第60回 弦月同窓会入会式

弦月同窓会長の渡辺綱纜でございます。

昭和24年、第1回の卒業です。
弦月同窓会を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。3年生の皆さん、いよいよ明日は卒業式ですね。1日早くお祝いの言葉を申し上げます。
ご卒業おめでとうございます。弦月同窓会は心をこめて皆様の卒業をお祝いすると共に、明日からの同窓会への入会を歓迎致します。大宮高校は、先ほど立派な垂れ幕が、校舎の正面に掛かっておりましたけれども、今年創立120周年を迎えました。今月の1日が創立記念日、120周年の創立記念日です。
その日、私どもは、今皆様にご挨拶いたしました同窓会の会長、副会長揃って校長室に参りまして、皆さんの生徒会の代表の方も出席して頂きまして、ささやかではありますけれども、同窓会から120周年の記念事業費として、120周年にちなみまして120万円を寄贈申し上げました。と同時に、これはすでに走っておりますけれども、部活支援のための専用バス、残念ながら新車でなく中古車ですけれども、これも120周年を記念して同窓会から寄贈させていてだきました。その、栄えある120周年の年にですね、皆さん方は卒業されるわけでありまして、一生皆さんのすばらしい思い出になるんではないかと、そう思います。卒業生の数も皆さん385名を加えて、45,717名になりました。全国に公立、私立あわせて約5,400校の高校がありますが、120年の歴史をもつ学校というのは5,400校の内わずか139校であります。そのうちの1校が大宮高校ということになります。また、ただ今申し上げましたが、卒業生の数が明日で45,717名になるわけでありますけれども、4万人以上の卒業生をもっている高校というのは、5,400校の内わずか15校しかありません。大宮高校は、その15校の内の6番目でありますから、全国で6番目の大きなマンモス同窓会と、こういうことになります。私どもはこのような歴史と伝統に輝く母校で学んだことを、今更のように誇らしく思わずにはおられません。
ところで話は変わりますが、最近全国的に宮崎が有名になっております。大げさに言えば、宮崎ブ-ムと言ってもいいでしょう。これは皆さんもご承知のように、新しい知事、東国原知事になって、知事独特のパフォ-マンスと、そのマスコミ効果・メディア効果によるものではありますが、先日も東京にちょっと用事があって参りましたが、どこに行っても、宮崎のことを話題にされました。大変嬉しく思いました。只一つですね、ある会合に出ましたらですね、不満に思うというか少しばかり憤慨したことがあったんですね。それは何かと言いますと、ある人からこう言われたんですね。「今まで、あまり偉人とか有名人とか出なかった、まあどちらかといったら人材不毛の地であると思っていた宮崎から、よくあんな個性溢れる知事が輩出しましたね。」と。賞めたつもりで言ったんでしょうが、私はちょっとですね、憤慨したわけです。「いや、それはどうでしょうか。人材不毛というのは認識不足ではないですか。宮崎県は決して人材不毛ではありません。歴史的に見ても、偉人をいっぱい出しております。」「あ、そうですか。」と言われますので、こう申し上げました。皆さんは古事記とか日本書紀をお読みになったことがありますか。戦前はよく読んだんですけれども、戦後はですね、日本の神話とか伝説とかがおろそかになっておりますから、読む機会もないかもしれませんが、私はですね、古事記とか日本書紀はこれは日本の大切な神話であり、神話は民族のロマンであると思っていますから、ぜひ目を通してもらいたいんですが、その古事記、日本書紀の話をしまして、その中に出てくる神武天皇、今の皇室の御祖先でありますけれど、第一代の神武天皇は宮崎県の出身ですよ。こう言いました。宮崎市民、宮崎県民は、今でも神武天皇とは申しません。神武さん、神武さんと、さんずけで呼んでおります。そのくらい祖先をですね、大切に親しみをこめて呼んでおりますよ。そう申し上げました。
続いて私が言ったのは、あの安土桃山時代、安土桃山時代といったら豊臣秀吉が威張ってたころですね。その安土桃山時代に日本の宗教使節、少年宗教使節をロ-マに送ったんですが、ロ-マの法王庁にですね、そのときの代表は、これは皆さんもよく知っておられると思いますけれども、若冠12歳の伊東マンショ、西都市都於郡の出身ですね。4年かかって、あのアフリカの岬をまわって小さな帆前船に乗ってですね、僅か12歳の少年が、ヨ-ロッパに渡ってロ-マ法王に謁見して、当時ヨーロッパ中の話題になった。また帰りも4年かかって帰って来た。その伊東マンショも宮崎県の出身であります。また、アメリカのケネディ大統領が世界で一番尊敬する人物はと聞かれた時に、ケネディが、「それは、日本の上杉鷹山公です。」と答えた話はあまりにも有名ですけれども、米沢藩主ですね、上杉鷹山は。この方も、宮崎県は高鍋町の出身であります。江戸時代になりますと安井息軒という大漢学者がおりました。将軍を教えておりました。宮崎郡清武町の出身ですね、安井息軒は。その弟子であった三好退蔵、高鍋町の出身でありますが、この三好退蔵という人がですね、今の日本の裁判所とか検察庁とか、そういう司法制度の基礎を作った人なんですね。日本で最初に。で、後に検事総長になったり、大審院長、大審院長というのは今の最高裁長官、この三好退蔵も宮崎県高鍋町の出身ですよ。私は声を強めて言いました。まだいくらでもおります。あの日露戦争を終結させポ-ツマス条約を締結して、日本をですね、世界の日本にした明治の有名な外交官、外務大臣、小村寿太郎も宮崎県の出身です。日南市飫肥町の生まれです。また日本には脚気という大変苦しい病気があったんですが、その脚気を退治して世にビタミン博士と言われた「病気を診ずして病人を診よ」の言葉で知られる医学博士高木兼寛、これも宮崎市高岡町の出身です。また『白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ』 『幾山河 越えさり行かば 寂しさの 終てなむ国ぞ 今日も旅ゆく』あの旅の歌人若山牧水も宮崎県の出身であります。延岡市出身ですね。それから、今こそ福祉、福祉と言っているけれども、そういう言葉をあまり使わない時代、あの大正時代にですね、岡山市で2000人以上もの孤児をですよ、孤児を集めてですね、そして養った石井十次という、日本の孤児の父と言われているその人も宮崎県出身、新富町の出身ですね。それから、今は航空の時代、空の時代でありますけれども、日本で最初の民間航空のパイロット後藤勇吉さんは、延岡市の出身であります。戦前ではありますけれども、ベルリンのオリンピック大会でマラソンで世界中をわかせた村社講平選手。宮崎市赤江の出身であります。また、あの太平洋戦争で最後の海軍の連合艦隊司令長官になった小沢治三郎、この人は高鍋町の出身であります。そして戦後は、日銀総裁になった森永貞一郎、小林市の出身ですね。我々の地元宮崎市の出身、観光の父、岩切章太郎、その他、スポ-ツの選手は柔道の井上康生を始め、もう女子ゴルフに至るまで、いくらでも宮崎県出身はおりますよ。こう言いましたら、さすがの江戸っ子達も、そうか、かなり宮崎県には偉人、有名人がおるんだなあと言って納得をいたしておりました。
ただ今、申し上げた名前の中に大宮高校の出身の先輩が3人います。まず1人は村社講平、ベルリンオリンピック大会の花形ですね。それから最後の連合艦隊司令長官小沢治三郎、それと、宮崎県観光の父、岩切章太郎。以上の3人は、大宮高校の出身であります。
岩切章太郎さんの名前が出たところで、今日は卒業生の皆さんに、はなむけの言葉を贈りたいと思いますが、それは岩切章太郎さんの言葉でありますが、実は私は、先ほどもちょっと紹介の中に出ましたけれども、昭和28年に大学を卒業しますとすぐ、宮崎交通に勤務致しまして46年間お世話になりました。その内の32年間、この岩切章太郎という宮崎交通の創立者、そして観光の父に仕えましたけれども、いつも岩切章太郎さんが何かあると私たちに言ってた言葉は『心配するな、工夫せよ』でした。これから皆さんはですね、人生でいろんな困難に立ち向かうことがあります。悩むこともあるでしょう。しかし心配ばかりしていても一歩も進みません。心配する時間があったら、どうしたらよいかということを、前向きに工夫することではないかと思います。私自身の体験を振り返りましても、この『心配するな、工夫せよと』いう言葉のおかげで、どれだけ救われたか数え切れません。この言葉をはなむけの言葉にお贈りしたいと思います。
いよいよ明日は卒業式、皆さんはこれから大学に行かれたり、社会人になったり、全国各地で輝かしい未来を築いて行かれることでありましょう。心からもう一度、ご卒業おめでとうと申し上げますと共に、全国各地で、あるいは世界各国で、たとえ地球の果てに行っても、この大宮高校、120周年の伝統に輝く我が母校大宮高校を、どうか思い出して、それを励みにしていただきたいと思います。大宮高校の卒業生であることを胸に刻んで、正しく、強く、そして明るく生きて下さい。困ったことがあったら、『心配するな、工夫せよ』という言葉を思い出して下さい。どうぞ頑張って下さい。心から皆様の前途を祝福して、弦月同窓会を代表しての、ご入会に対するお祝いの言葉とさせて頂きます。ありがとうございました。

弦月同窓会会長 渡 辺 綱 纜

 category:同窓会関連 2008.03.10(月)
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